【ホテルに来なかった彼女。再びKTVで会うと…】
翌日。
彼女はホテルには来なかった。
夕方になって、
「ごめんね。寝坊しちゃった」
と連絡がきた。
落としたつもりになってたけど、彼女はなんとも思ってなかったのかな…。
まぁ、夜の女なんてそんなもんだ。
もう期待してはいけないことくらいわかっていたが、どうしても気になったぼくは、深夜にもう一度彼女が働くKTVに向かった。
彼女はカラオケの個室に入ってくるなり、すぐに抱きついてきた。そしてキス。客に飲まされて酔っ払ってるみたいだ。
部屋を照明を落とした彼女は、店員からみえない位置に移動して、ぼくの手を引いた。
ぼくの手は彼女の体中をまさぐり、彼女の手はパンパンに膨らんだぼくの股間を激しく触っていた。
カラオケでよくセックスしていた学生の頃を思い出した。
ここはフィリピン。相手は高級KTVの美女だ。
股間はもう爆発寸前。
まさか店内でセックスできるわけはなく、一旦店を出ることになった。
もう閉店直前だ。
JOJO「外で待ってるね」
嬢「うん。連絡する」
店から少し離れた路上で彼女を待った。
15分経った。店はもう閉店している。
連絡しても彼女から返事はない。
なにか取り込んでるのかな…。
30分。一向に連絡はない。
45分…。
結局、この夜、彼女からの連絡はなかった。
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