【元デリヘル店長の回想録】「だからお前はダメなんだ!」売れない風俗嬢たちの共通点


■出勤するだけで金が稼げると勘違いしている。

 風俗業界は、保証制度などの特別扱いを受ける以外、ほぼすべてが完全歩合制である。

 つまり一般的なアルバイトとは違い、出勤するだけで金が貰えるわけではない。

 お店に出勤したらお客様を集客し、接客して次に繋げることで徐々に自分のお客様を増やしていく…いわば個人事業主の様なものなのだ。

 自分で集客をする必要があるわけだから、お客様の目を引くような可愛い写真やエロい写真を使ったブログを更新してみたり、連絡先を知っている顧客へ営業をかける必要がある。

 そうした努力を積み重ねることで、多くのお客様から指名を得ることができるようになり、大金を稼げるようになっていく。

 これに対して稼げない風俗嬢は、出勤さえすれば金が発生するものだと勘違いしている。

 出勤したらそのままソファで仮眠をしてみたり、ダラダラと携帯でネットサーフィンをしてるだけであったり…もはや遊びに来ているのか働きに来ているのか分からない状態。

 風俗嬢の仕事は接客することだけではなく、お客様を集めて自分の客にすることだと理解していないのだ。

 本来の店舗の役割など、集客の手伝いと安全確保のためのツールでしかない。

 自分を個人事業主だと自覚し、多くのお客様を集めなければいけないのだが、そんな考えは彼女達にはないのである。


ダラダラと惰性で働き、稼げなかった時も何ら反省や振り返りもしない。


 稼げない風俗嬢たちには、そういった共通点があるのだ。