いよいよ一般客が入場。あっという間に会場はドデカいカメラを持った男性でいっぱいになる。早くも興奮気味の来場者の前で、参加レイヤーがひとりずつ紹介される。呼び込まれたモデルがポーズをとりながら、ステージの端からどんどん並んでいく様子は圧巻だ。
今回、参加したコスプレイヤーには、あくまで趣味と割り切っている人から、雑誌に掲載されるようなプロのグラビアアイドルやセクシー女優など、さまざまなコがいる。中でも注目を集めていたのは、今月末発売の「週刊ヤングジャンプ」（集英社）のグラビアを飾るという「あいみ」ちゃん。美形で引き締まったボディの彼女は、ジャージにブルマという刺激的なコスプレだ。そのあいみちゃんの掛け声で大撮影会はスタートとなった。
さっそくレイヤーたちは、自作の看板を掲げて営業開始。ステージ上の女のコたちは会場内に散らばり、各々自由に場所取りをして来場者たちを迎える。会場は一気に熱気に包まれ、思わずスタッフが「冷房強くして！」と声を上げるほどだ。
撮影会のシステムは、受付で購入したチケットをコスプレイヤーに直接手渡し、それぞれが設定したメニューに沿って撮影を行うというもの。チケットの値段は1枚1000円で、その金額の何割かがコスプレイヤーのギャラとなる。つまり、完全歩合制というわけ。そのため、コスプレイヤーも撮影メニューに「おまけ」をつけるなど、アツい営業をする。
