某国民的アイドルグループや地下アイドルのおかげで、今やアイドルは比較的身近な存在になった印象があります。しかし、それより先にアイドルをもっと身近に感じさせてくれたのは、実は“フードル”と呼ばれ始めた頃の風俗の女のコたちだったんです。
風俗のアイドル＝フードルという言葉が使われ始めたのは、1996年頃、今から20年以上前のことです。当時はまだインターネットが一般的でなく、風俗の情報は風俗誌や実話誌、スポーツ新聞などが主な情報源という、アナログな時代でした。
当時は、歌舞伎町にも渋谷にも池袋にも、常にそんな紙メディアの表紙やグラビアを飾るフードルがいました。筆者の好きなイメクラ界にもそんなフードルがいて、２度ほど店に取材させてもらった覚えがあります。
その頃はガングロ金髪のギャル全盛期で、風俗店にもそんな女のコが山ほどいました。そんな中、筆者の憧れは、白い肌と整った顔立ち、ロングヘアーの黒髪が特徴的な「清楚な美少女」というイメージの女のコ、池袋の学園系イメクラに在籍する「A・M」でした。
実は、プライベートで店にも何度か遊びに行ったことがありました。そんなある日、“今抱けるアイドル”に関する衝撃のニュースが飛び込んできます。
