客層は、以前記事に書いたとおり高級店だったのでお金持ちばかり。パイロットに芸能人に上場企業の社長、はたまたグレーもしくは真っ黒な職業な人までいて、ぼろ儲けでした。
おっかない職業の人もM性感なんか利用するんだ〜と、妙に感慨深かったのを覚えています(笑)。
そんなお店に、ある日、7時間も私を拘束したいというお客様がやってきます。
そのお客様の職業はまったく分からず、7時間という常軌を逸した長さにとにかく驚いてしまって、ひとまずフルヌードはNGに(笑)。
ということで、バスタオルで身を包んで一緒にお風呂に入ったり、一緒にテレビを観たり、仮眠をとったり。とにかく時間が長い長い(笑)。
ここまで長い時間なら、当然お金もすっごいことになるわけで、「なにされてもおかしくないな」なんて恐怖心でいっぱいだし、それなりに覚悟もしてたわけですが、不思議なことに過剰なサービスは何も求められませんでした。
しかも最後に、「タクシー代な!」って50,000円渡されたんですよ。当時、私も若かったので、“ラッキー”くらいの軽い気持ちで受け取ったんですが、今考えるとマネーロンダリングとかだったら怖いなぁ、と。
ちなみに、そのお客様が私の前に現れることは、もうありませんでした。