ファーのフードが付いたハーフコートを着たロングヘアーの女のコが、トレーを持ってマックの階段を上がり、フロアを歩くたびに「カーン! カーン!」と、甲高い音が店内に響くんです。不可抗力とはいえ、もう少し歩き方なんとかならんのかいなと思いつつ、コーヒーを飲み干したところでラブホに向かったのでした。
店にホテルと部屋番号の連絡をし、ドキドキワクワクしながら待っていると、しばらくして、さっき感じた恐怖が再び襲って来たんです。
そう、ラブホの廊下からまたあの音が…。少し曇った音とはいえ、ドア越しに「カツーン! カツーン!」と聞こえてくるんです。音はどんどん近づいて来ます。
まさか…。
ドアの前で音が聞こえなくなった直後、筆者の部屋のドアがノックされます。
キターー!!(≧∇≦)
恐る恐るドアを開けると、そこにいたのは、「13日の金曜日」のジェイソンならぬ、「濃厚人妻デリ」からやって来た女のコなのでした。しかも、ひと目でわかったんですが、さっきマックにいた女のコではないですか!
しかしですよ、筆者が頼んだのは人妻デリヘル。来たのは20代前半と思しき女のコ。まあ、ブスでもなければデブでもない、細身でロングヘアーのまあまあなコです。「人妻系」という定義も風俗店では曖昧なので、この年齢でも「アリ」っちゃあ「アリ」なわけですが…。
しかしこの若妻さん、挨拶をしてお金を渡すと、ベッドの上に座り込んだまま、シャワーを浴びようともしなければ、服を脱ぐそぶりも見せないんです。
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