――キスはいかがでしょうか。個人的に昔からキスがうまい女優さんだと思っていまして…。
「キスも好きですよ。だって気持ち良いから♪」
――何か特別なテクニックとかあるんですか?
「う~ん…そういうのは特にないかな。好きだからキスしてるって感じ。基本的に何でもそうなんですけど、私ってやりたいことをやってるだけなんですよね(笑)。そのひとつが男性用のパンツを作ることだったり…」
――ボクサーパンツをプロデュースしたそうですね。
「いろんな方に手助けしてもらって作ってみました。第4弾くらいまで出すつもりなので、もしよかったらはいてみてください♪」
――ほかに今後やってみたいことなどあるんですか?
「そうだな~。大人のオモチャには興味がありますね。女性向けのローターとかを作ってみたい。それから、簡単にはできないだろうけど、女性向けのAVを撮ってみたいとも思ってます」
――「女性向け」というのがポイントなんでしょうか?
「そうですね。なんていうか、女性が快楽を謳歌できる世の中になってほしいんです。『もっと気持ち良くなっていいんだぞ』っていうのを伝えたい。だから、女性用のローターとかAVを広められたらって」
――まさにエロの伝道師という感じですね。ただ、女優としての活動が気になるのですが…。
「それももちろん頑張りますよ(笑)。どんどん新作を出せればと思いますので、期待しててください♪」
――それを聞けて安心しました。
「これまでもそうだったけど、これからも“やりたいことをやる”っていうスタンスは変わらないかな。そんな私を応援してくれる人には感謝しかありません」
18歳でAVデビューし、さまざまな作品に出演してきた里美ゆりあ。日本一のセクシー軍団「恵比寿マスカッツ」の6期生としても活躍し、東京国税庁から所得隠しを指摘されて1億7000万円の追徴課税を課せられたことがあっても、その人気は変わらない。現在は六本木のキャバクラ嬢でもあり、近寄り難いほどの美貌を誇りながらもフレンドリーなキャラクターで酔客を癒す。職業寿命が2~3年というAV業界にあって、彼女ほどバイタリティに溢れる女優も珍しいだろう。今後もさまざまなシーンでファンを刺激してくれそうだ。
(取材・文=堀木玉木/写真=カズヒロ)