駅前に着くと、店とは異なる雰囲気の彼女がいる。ドレス姿の彼女は煌びやかな印象だったが、目の前にいるのは落ち着いたパンツルックの美女。一瞬、人違いかと思ったが、彼女の方から近づいてきて、そのまま焼き肉屋に入った。
なぜ、こんなキレイな人が俺なんかと…。
そんな思いが頭にあったが、いちいち聞くのも野暮だと考え直して一緒に焼き肉を楽しむ。そうこうしていると彼女が俺を誘った理由がわかった。
「私、大きい男の人が好きなんですよね~。食べる姿を見るのも好き」
と言ってきたのだ。
どうやら彼女はデブ専らしい。それを知ると俄然勇気がわいてきて、「どうにかできないものか」と思い始めた。
しかし、気合いを入れたのも束の間、彼女の方から「うちで飲み直しませんか?」と誘ってきて、俺の願いはあっさり叶った。
彼女のマンションに着くと、いきなり「裸が見たい」とお願いされる。少し抵抗すると、彼女は「私も脱ぐから♪」と可愛らしく言ってきた。
なんという幸運の連続か!
お互い裸になってしまえば、その後にヤルことといえばひとつしかない。俺は焦ってはダメだと自分に言い聞かせながら服を脱いだ。