【バックパッカー友達とホテルでバッティング】
自分の知っているホテルに誘導するようなことはせず、彼女は黙ってぼくについてきた。
ぼくが選んだホテルだったとしても、電話やメールで連絡されたらひとたまりもないが…。
目をつけていた安ホテルに行くとまさかの満室。
すぐ近くにある別のホテルへ向かった。
入口の階段を登っていくと、そこにレセプションがある。
ふと目をやると、アジア人男の顔が見えた。
やばっ…。
知り合いだっ…。
慌てて身を隠した。
ロリ巨乳「あなたなにやってるの?」
慌てるぼくの様子がおかしかったらしく、ケラケラ笑うロリ巨乳。
ぼくが知っている宿=日本人旅行者に知られている安宿
最悪バッティングの可能性もあるだろうと思っていたが、いきなり遭遇してしまうとは…。
ただの知り合いならそんなに慌てることはなかっただろう。
慌てたのには理由があった。
彼自身に見られることは何の問題もなかったのだが、共通の知人(女性)にこの件がバレると非常にまずい状況だったのだ。
身を隠したものの、すでに見つかっていそうな雰囲気だったため、おとなしく彼の元に向かった。
彼女も交えて英語で話ながら、口止めを試みると、
「分かってるんで大丈夫っすよ(笑)」
話が通じる奴で助かった…。
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