それからしばらく話していると、
「私、彼が初めてだったのに…」
と彼女が呟く。
続けて、
「もっとエッチしたかったのにな~」
と驚きの言葉を口走った。
「どういうこと?」と聞いてみると、元彼と初体験を済ませた彼女は、それ以降エッチにハマったという。しかしフラれてしまい、今は自分で慰めるばかりだとか。衝撃的な告白を聞いた俺は、呆然としてしまった。
すると、彼女がウルウルとした瞳でジッと見つめてくる。そして、
「だからさぁ~」
と俺の手を握ってきた。ここで俺は理解した。彼女が俺に連絡をしてきたのは、エッチの相手を探していたからだと。
とはいえ、勘違いだったら赤っ恥なので、「俺とする?」と冗談っぽく聞いてみる。すると彼女は喜び、
「じゃあ、さっそく行きましょうよ! ホ・テ・ル♪」
と立ち上がった。