その後、4人一緒に旅館を出て、ハニワはヒロと近くのラブホへ。ユリは帰宅。筆者はひとり、近くの居酒屋に飲みに出かけるのだった。
そして、2時間ほどで部屋に戻ると、そこにはうなだれたハニワがひとり、チビチビとビールを飲んでいた。
ハニワ「聞いてくださいよ松本さん! あのコ、完全に酔っ払っちゃって、ホテルに着いた途端、服も脱がずにベッドに倒れこんで寝ちゃったんですよ!」
松本「じゃあ、デキなかったの?」
ハニワ「いえ、俺が服脱がして、ヘロヘロの彼女相手にヤリましたよ。そしたら、終わった頃やっと目覚ましてんの」
松本「それ、ちゃんとマンガにできるのか?」
ハニワ「もちろんです。でも彼女、ヤろうとしたとき夢うつつで、『さっきやったでしょ』って言ってたんだけど、あれどういうことっすかね~」
松本「さあ。昨夜の客と間違えてんだろ?(ウッシッシ)」
こうして、濃厚で芳醇な秋の夜は更けていったのでした。
しかし、翌朝清算すると、ハニワの一発代を含んだ料金は、なんと
サ、サ、サンジュウマンエン!!
帰ってから編集長に怒られるし、結局、オイシイ思いするのはいつもイケメンだけですなぁ。
(写真・文=松本雷太)