ハルミは18歳で水戸のキャバクラで働き始め、大宮→池袋のキャバクラを転々として東京にたどり着いた。田舎のキャバ嬢が上京するなんて話自体は掃いて捨てる程あるのだが、彼女の場合、引越す度に顔がバージョンアップ。水戸でパンチラを撮影した時は微妙なブスだったのに、大宮で胸出し写真を撮った時には中の上レベルに。人口密度と比例して顔面偏差値も上昇していた。
基本的に1度掲載したネーチャンをハメ撮り以外で再度撮影することはないのだが、ハルミは顔に面影がさっぱりないので平然と別人として掲載した。
整形して更に顔面レベルを高めて池袋のキャバクラで働き出したものの、キャバクラ激戦区で稼ぐには武器がなさ過ぎた。顔がいいだけで指名を集めるのは無理がある。しかし、当人は「もっと顔が良ければ売れるはず」と視野狭窄に陥っていた。まぁ、エロ本にほいほい載るネーチャンなので、美人か否か以前の問題なのだけれども。
無駄な方向に努力を重ねる決意をしたハルミは、体も整形することに。全身工事する金が必要なので、風俗に行く前にハメ撮りで小銭を稼ぐ決意を決めた。再度顔も変えるので顔出しありだと言ってきた。
顔は当時流行っていた女優そっくりなのだが、体はAカップで小デブ。違和感しかない。
顔を見れば興奮するのに、体を眺めると萎える。
向こうは完全にビジネスモード、こちらもフリークス愛好家ではないので、仕事にかこつけて情感溢れるファックをしたいとは思わない。さっさと射精してとっとと別れた。
フィルムを現像して机の上に並べてみると、実物で感じた違和感が更に増した。微妙なブスの体であればお似合いの体も、美人女優の顔が乗っかっていればちょっとしたバケモノだ。スタイルとルックスが完全にミスマッチ。こんなネーチャンが隣についたら怖くて席を離れたくなる。顔をいじる前にもっと別のことに気が向かなかったのだろうか。