「え?」
と聞き直すと、さらに驚くことを言ってくる。
「オナニー、してみてよ」
と頼まれたのだ。
さすがに恥ずかしいので断ったけど、正直に言って、私はムラムラしていた。手に取ったエロ本が痴漢もので、私の日ごろのオナネタは、イケメンの痴漢に体をまさぐられることなのだ。
それから、彼に「いいだろ」と迫られ、私は自分の股間をさすってみる。すると、何だか妙に気持ち良くて、体がビクンって震えた。
「いいね! すごくエロいじゃん!」
と盛り上がる彼が服を脱ぐように言ってくる。彼にかまってもらえるのも嬉しくて、私はシャツとズボンを脱ぎ捨てた。