【ニッポンの裏風俗】日暮里の手コキ屋:焦れったくて悔しくて大嫌い、なのに大スキ

 今回は、とある店舗型風俗店のハナシなんですが、今の日本の法律のもとでは、店舗型風俗店は“新しい店でも、30年以上営業している老舗”だというのをご存じですか? 驚く人もいるでしょうが、実はそうなんです。

 1985年の改正新風営法施行により、店舗型風俗店の出店が厳しく規制されるようになり、事実上、新規の出店はできなくなっています。箱ヘルやソープランドで“ニューオープン”などと謳っている店は、いわゆる看板替えということなのだ。

 その中で、日暮里のマンション内でひっそりと営業を続けている手コキ屋があります。広告もそれほど打たず、ほぼ、口コミサイトの書き込みだけで客を維持、経営しているようだが、なぜそんなことが可能なのか? 今時レアなマンション風俗ということもあり、潜入してみることにしました。

 手コキ風俗は、料金的にお手軽という面もありマニアはかなり多いが、正直、筆者はあんまり好きではない。

 何がつまらないって、隣に半裸の女のコがいるにもかかわらず、指入れもできないことが多いからだ。おまけに、“発射 byハンド”って、それなら自分の方が絶対うまいに決まっているからだ。

 わざわざ嫌いな手コキをされにやってきたのは、谷根千ブームの街・日暮里である。

 10数年ぶりに降りた日暮里駅は、「舎人(とねり)ライナー」という新交通システムができたことで、駅前ロータリーの端っこにピンサロのネオンがチカチカしていた昔の下町の風情とは一変。なんかちょっと近未来チックで、AI搭載のアンドロイドが行き来していそうな街に変貌しているのだった。

 

20171113ura_0383.jpg馬に跨り弓を射る太田道灌(おおた・どうかん)の像がある日暮里駅前。その向こう側には、舎人ライナーの駅と高層マンションが

 
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