旬果:う~ん。なんだろう。すっごく可愛いのは、ひと目でわかりますけど…。
――それはですね…。首のところに境界線がないのがわかりますか? ヘッドとボディがくっついているんです。この製法は業界では技術的にかなり難しく、今までのラブドールはヘッドとボディを分けて作らざるをえなかったんです。『スタジオエルズ』さんはここ数年かけて実験を重ね、今回それに成功した技術の大革新となります。
旬果:本当だあ。首に境界線がない。ヘッドとボディが一体化したってことですか?
――その通りです。ラブドール業界ではシームレス(一体化)ボディと呼んでいます。首に境界戦があるとどうしてもリアルさに欠け、「人形」という意識が強くなる。また、疑似セックス中に頭が外れてしまったりして、せっかく気分が盛り上がっていたのに一挙に現実に引き戻される、という課題もあったそうです。
旬果:確かに! ヘッドとボディが別物だという意識があったら、人形感は拭えませんよね。
――はい。それとこのラブドールのもう一つの売りとしては、おっぱいがとっても柔らかいんです。
旬果:うわっ! 本物のおっぱいみたい~。これなら疑似セックス中もおっぱいが揺れますね。リアルだ~。すごい!! これって中身はどうなってるんですか?
――ステンレスの骨格が入っていて、ほぼ人間と同じところに間接があります。腕を曲げたり足をあげたり、M字開脚をしたりバックのポーズをしたりなど、いろいろなポージングができるようになっているんです。