息子の嫁に魅せられた舅が奸計をめぐらし、嫁を我がものにして熟れた肉体を味わい尽くすまでを、粘着質な性描写で描き出したのがヘンリー塚本原作の『嫁 義父に狙われた白きやわ肌 佐々木あき』(FAプロ)だ。
シンプルなストーリーで登場人物は3人のみ。単調なドラマになってもおかしくないが、ヒロインの佐々木あきを中心にした出演者たちの好演と、心の奥底から湧き上がるような濃密極まりない絡みによって、一気呵成に突き進む。
父・伝次郎が経営する会社で働く久雄は、突然のボルネオ出張に赴くことになる。出発前夜は朝が早いからと言いながらも最愛の妻・美千代(佐々木あき)の体が愛しくてオーラルセックスに興じる。美千代も久雄への深い愛を証明するかのごとく、献身的に肉棒を舐め回して口内発射を導き、ふたりは口をゆすぐことすら忘れて濃厚接吻を交わす。
翌日、久雄を送り出した美千代が生け花に没頭していると伝次郎が訪ねてくる。伝次郎は数年前に妻に先立たれており、今は寂しく一人暮らしをしている。特に用もないらしく気まずい雰囲気が流れる中、なぜか伝次郎は夫婦の寝室に入り、美千代を呼び出す。伝次郎から鬼気迫るものを感じる美千代。その予感は的中、伝次郎はねちっこく美千代の体を触り、ベッドに押し倒す。必死に抵抗する美千代だったが、男の力に勝てるはずもなく下着を脱がされ、乳房も女性器も露出してしまう。