瞬間的に「ラッキー」と思いましたが、「待てよ?」と。さっきすれ違ったアフリカンな客といい、彼女の様子といい、相手にしたのはあの客に違いない。そして、「ゴムがないので生でいい」発言。
当然、前の客にも同じように言っているわけだよなぁ。
その瞬間、慌てて自分のバッグからゴムを取り出し、めっちゃ確実に装着したのでした。
「持っててよかった~」
いえ、人種差別ではなく、あくまでも自分の身を守るためです。
頭の付近で光っているのは、心霊現象の一種だろうか。彼女の健康を祈るばかりだ
夏にホラーは付き物、用心して遊びましょう。
(写真・文=松本雷太)