その一発屋旅館とはまったく逆だったのが、外観は廃墟風なのに実は裏風俗という、栃木県足利市にあった元ファミレスの本ヘルです。
その店は、街道沿いに建つ風俗ビルの隣にあり、ドラッグストアと兼用の広い駐車場がありました。遠目には潰れた廃屋感が漂っているのですが、近づいてよく見ると、窓には目隠し用の黒い板が貼られ、入口付近には照明の消えた風俗店の看板が置かれていました。
ピンパブに中国エステが入る街道沿の風俗ビル。廃虚ヘルスはこの並びにあった
経験上、大抵、こういう店で現れるのは、デブ・ブス・ババアと決まっていて、筆者の手と背中にはイヤな汗が流れ始めるのでした。
受付で指名料込み1万7000円の料金を支払うと、店長が紹介してくれたのは、
小柄で細身で22歳という、超かわいい子ではないですか！
店の外観とは大違いの大当たりの店なのでした。
店内は、広い客席をついたてとカーテンで小部屋に仕切り、簡易シャワーも完備してはいるものの、手作りの粗末なものでした。
でも、「女のコ良ければすべて良し」で、しかもお化け屋敷感満点の楽しい取材となりました。しかし、当然といえば当然ですが、それから数カ月後に再訪してみると、店はほぼそのまま残っていたものの、中身は何処へやら。おそらく摘発されてしまったのでしょう。建物は現在も廃虚のまま残っているようです。
予想に反してネットでも店が紹介されていた。これが、筆者が遊んだ女のコ
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