幻惑の潜入編

【ニッポンの裏風俗】鳥羽・鈴鹿:意外な街のインターナショナルな連れ出し屋

 そしてもう一箇所、鳥羽から北へ向かった鈴鹿市平田駅近くは、知る人ぞ知る連れ出しパブ地帯なのであります。

 なぜ、大きな歓楽街もない街に連れ出しパブがあるのか詳細は不明ですが、巨大な二つの工場のある労働者の街ということが関係しているのでしょうか。

 

20170809_12262.jpg近鉄鈴鹿線平田町駅前。近くにはふたつの大きな工場と鈴鹿サーキットが

 
 さて、終着駅である平田町駅から飲屋街は目と鼻の先ですが、筆者がゲットした連れ出しパブ情報は、そっちとは違う方向です。某エロ本の編集者とふたりでネットの情報をあてにそこに行ってみると、なんと、本当にスナックがあるじゃないですか!

 
「やったゼ!」

 
 と、嬉しさ半分、悲しさ半分。というのも、そこには4軒のスナックが並んでいるのでした…。一体どれがお目当の店かわからないんです。こうなったら、カンというより適当に、店内からカラオケが聞こえてきた店のドアを開けてみました。すると、

 
「イラシャイマセー」

 
 中国訛りのママらしき女性が出迎えてくれました。そして、店内をチラッと見た途端、思わず小さくガッツポーズ。そう大きくない店なのに、女のコがめちゃ多いんです。間違いないでしょう。

 そして面白いことに、この店も鳥羽の店と同じように女のコが国際色豊かでした。中国、台湾はもちろん、韓国、タイに、なんと、南米系の白人ちゃんまで!

 料金は60分飲み放題で5000円。奥のボックスシートに座ると、20代半ばの女のコが右側から、三十路系の人妻が左側から、まるでパイズリするかのように筆者を挟んでくるのでした。

 
「アナタはどこの国の人?」 
 
右「中国デス」
左「台湾デス」 
 
「みんな中華系の人なの?」 
 
右「韓国人トタイ人モイマス」 
 
「コミュニケーションは何語なの?」 
 
右左「日本語デス」 
 
「あ~~」

 
 外資系の企業は、日本国内にあっても英語というところもあるようですが、多国籍パブの共通語は、意外にも日本語なのでした(笑)。

 
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