【元キャバ嬢ライターの内緒話】
“キャバ嬢がお客とセックスする”
これは、一般的には枕営業と呼ばれ邪道とみなされる行為だが、水商売をしていれば誰しも一度や二度はお客と寝たことがあるはずだ。それはかつてキャバクラ勤めをしていた私も例外ではない。中にはお客と恋に落ちて恋人同士になった末の全うなセックスというケースももちろんあるだろう。しかし、よほど身持ちの堅いキャラでもない限り、“思ってもみなかったような人と”、“思ってもみなかったようなシチュエーションで”、“思ってもみなかったようなセックス”をついうっかりしてしまったりするものだ。
私はそんなキャバ嬢たちのセックス事情が気になって仕方なかったが、当時の仲間内でそんなことが話題に上ることはまずなかった。語れば弱みを握られるからだ。キャバ嬢同士の友情なんて最新の電子機器並みに薄っぺらで、お客とのセックス話など醜聞で競争相手を蹴落とす恰好のネタにされてしまう。
だが、業界を離れた今なら語ることも、聞くこともできるのだ。夜に生きる女たちがどんなセックスをして、どんな風に感じたのか―。
今やベテランの風格を漂わせる池袋の人気嬢、未奈ちゃん(仮名)が新人時代の出来事をこっそり語ってくれた。
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