その後、各部門にエントリーしているメーカーの代表者たちが壇上に集まり、作品をアピールしていく。
この代表者というのは、主演女優だったり、作品を撮った監督だったり、メーカーの広報だったりとさまざま。それぞれ立場は違えど、作品にかける情熱はハンパではなく、誰もが自ら携わる作品の素晴らしさを語る。
ある者は長い巻き物を読み上げてアピールしたり、またある者は痴漢モノへの思いを声高々に語ったり、またまたある者はミュージカル調で宣伝したりと、実にバラエティに富んでいて、飽きることなく楽しめた。そして、そんな代表者たちの熱さをヒシヒシと感じた筆者は、エントリー作品のすべてを観たいと思うのだった。
この『AV OPEN 2017』には前述したようにさまざまな部門があるが、どのメーカーもこの“AV業界最大の祭典”に相応しい作品を送りこんできているようだった。エントリータイトルの発表は8月1日だが、今からどんなタイトルが揃うのか楽しみだ。ちなみに、今回から一般のユーザーがDVDセル店やレンタルショップからも投票できるようになったので、票争いは例年よりも激しいなるものに違いないだろう。
さらに今回は、スピンオフ企画として『VR-1 グランプリ』も同時に行われることとなった。これは8月1日~9月30日までのVR動画配信の、売り上げ金額で3位まで選出されるもの。現在もっとも注目されるVRというジャンルだが、今後の業界の方向性を知るいい機会にもなりそうだ。
ちなみに、イメージガールの茉莉奈チャンとしょう子チャンはVR作品を撮ったことがないらしく、VRに興味津津の様子だった。ただひとりVR作品に出演経験のあるありなチャンは、「途中でカットができないので、VRの撮影は大変なんです」と撮影の裏側を語り、他のふたりを感心させていた。
そうそう、忘れてはいけないのが、エントリー作品を複数買うことによって貰える全員プレゼントの豪華さだ。購入枚数が増えることによって貰えるプレゼントが豪華になっていき、11月開催の『ジャパンアダルトエキスポ』の招待券までゲットできたり、イメージガール3人のグッズを貰えたりするのだ。
さらに、この開会式で彼女たち3人が着用していた衣装もプレゼント(こちらは抽選)されるようなので、ファンならずとも複数枚買いに走る人も続出しそうな勢いだ。
こうして熱い戦いの火ぶたは切って落とされた。結果発表は11月中旬となっているので、この4カ月間ワクワクしながら見守りたい。詳しくは、随時更新される公式サイトやTwitterでチェック! ちなみに、橋本ありなチャン、白石茉莉奈チャン、高橋しょう子チャンによるイメージガールPVはエロカッコイイので必見!!
(写真・文=所沢ショーイチ)
AVオープン2017公式サイト
http://www.av-open.jp/
YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC_DhEQSCPmTSUlIl3LT34QA
公式Twitter
https://twitter.com/AVOPEN_official