エロ体験談『最初で最後の「キャバ嬢お持ち帰り」』投稿者:40歳/男性
腐れ縁というやつだろうか。
先日、中学時代に少しの間だけ付き合っていた同級生と偶然出会った。場所は熟女キャバクラだ。
最初、俺はそのコが同級生だとは気づかなかった。しかし向こうは早い段階で俺だとわかったようで、
「俺さんて〇〇県出身じゃない?」
「俺さんてO型でしょ」
などと、俺のプライベートを言い当ててきた。
それでも俺が気づかないでいると、彼女に「鈍すぎない?」と顔を覗き込まれ、「アカネだよ」と言われた。
そこで俺はハッとしたわけだが、同時に笑いもこみ上げてきた。なぜなら、彼女と偶然バッタリ出くわすのは中学卒業以来、2度目だったから。しかも、10年ほど前に会ったときもキャバクラだった。
「前は普通のキャバだったけど、今は熟キャバか~」
イジワルな口調で俺が言うと、アカネはムスッとしながら「俺くんもオジさんだろ!」と小突いてきた。それから懐かしい話で盛り上がり、そろそろ帰ろうかとするとアカネがアフターに誘ってきた。
翌日も仕事だったが、久々の再会ということで近くの焼き肉屋へ行くことに。そこで彼女は、1年ほど前に離婚したことを打ち明けてきた。
1年前といえば、俺も離婚したころで、それを話すとふたりの距離がグッと縮まったのを感じた。単なる偶然に違いないが、俺の頭には「運命」の二文字が浮かび、それは彼女も同じだったように思う。
そうなると、何だかロマンティックな雰囲気に。すると俺は、ある出来事を思い出した。アカネと交際していたころ、まだウブだったふたりは、意を決してラブホテルの前まで行ったが、結局、その建物の中に入れなかったことがあったのだ。
焦げた肉をひっくり返しながら俺がその話をしようとすると、アカネが口を開いて、まったく同じエピソードを話し始めた。
「俺もちょうど同じことを思い出してたよ」
そう俺が言うと、アカネは笑ってくれた。そして、「リベンジしてみるか」と俺がホテルに誘うとアカネは静かにうなずいた。
これが俺の最初で最後の「キャバ嬢お持ち帰り」です。ちなみに、今、アカネとは一緒に住んでいます。なんか、エロい話じゃなくてすみません…。
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