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筆者が出会える系サイトにハマって10年近く経つが、先日、フと思い立って過去にセフレ関係となった女性の数をカウントしてみた。
この場合のセフレ関係とは、定期的に会ってヤることができ、ホテル代以外は一切費用がかからない相手のことである。
カウントの結果は30人ほどで、年平均3人のペース。だいたい1年間で100人近くの女性と出会っているので、セフレ関係を築ける確率は3パーセントほどになる。
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この数値を高いと見るか低いと見るかは人それぞれだが、筆者としては満足できるモノだった。キモメンで貧乏で粗チンで早漏と、ナイナイ尽くしのアラフィフ男性であってもセフレを作ることができ、セックスライフを満喫できるだなんて…。本当に今の時代のこの国に生まれたことを感謝するばかりである。
しかし、悲しい事実に直面したりもする。現在定期的に会えているセフレ女性は5人ほどいるが、それ以外の女性との終わり方がどれも皆同じなのだ。それは…
ある日突然音信不通になる
というもの。こちらとしては、まったく予期していないので、本当にショックが大きい。愛しあう時はいつも本気だし、終わることなんてこれっぽっちも考えず、常に全力投球なのに…。
現在継続しているセフレたちとの終わりも、きっと突然訪れるに違いない。終わりを迎えるたびに傷ついてしまう筆者だが、そんな元セフレ女性たちを恨むつもりはコレっぽっちもない。一時的とはいえ、イイ夢を見させてもらったので、ただただ彼女たちの幸せを願うばかりなのである。
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34歳の人妻です…
ちょっと時間が空いてしまったので、
今から池袋でお会いできる人を探しています。
実際の年齢より若く見られがりですけど、
身体にはあまり自信ありません。
できれば優しい年上の方を希望します。
書込み日時:6/0* 16:48
受付メール数 :0/15
アケミ
30代前半
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この書き込みは、筆者愛用の出会える系サイトのひとつ【ワクワクメール】で発見したものだ。
34歳の人妻で、自分の容姿に自信がないというアケミちゃん。きっと満足なセックスライフを送っていないのだろう。
だったら無償の愛の伝道師である筆者の出番ではないか!
義憤に駆られる思いで、彼女にアタックを開始した。
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こんにちはアケミさん。
都内の会社員、ショーイチ・36歳です。
さきほどサイトでアケミさんの書き込みを拝見しました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、
アケミさんに喜んでいただけるよう全力で頑張りたいです。
お返事をもらえたら私の写メを送信するのでご検討いただけませんか?
あ!
時間は5分後でも数時間後でもずっとヒマしてるので、
アケミさんに合わせられます!!
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こんなファーストメールを送信したところ、ものの5分ほどでアケミちゃんから返信が届いた。そこから数通ほどのメール交換を経て、あっさりと約束を取り付けることに成功したのである。
待ち合わせ場所は、池袋駅北口階段を出たところ。そこで待っていると、ほぼ時間通りにアケミちゃんらしき女性を発見した。
チッ!
遠目からでも、鶏ガラのようなガリガリ体型が一目で分かった。太り過ぎて凹凸の少ない女性にはゲンナリするが、痩せすぎて凹凸が判別できない女性もガッカリだ。
まっ、仕方あるまい。転んでもタダでは起きないために、「今日はアクロバチックな体位をいろいろ試してみるか」と己に言い聞かせる筆者なのであった。
そう決意して彼女に近づいていくと、顔の造作が徐々に分かってきた。
うーん、微妙…
アケミちゃんの顔は、元女子フィギュア選手の村主章枝を一回りげっそりさせた感じだった。不健康そうで不幸オーラが漂っていて、お世辞にもセクシーだとは言い難い。
心が折れかけてしまったが、ここで逃げ出しては愛の伝道師を名乗る資格はない。アクロバチックなエッチ、アクロバチックなエッチ…と暗示をかけつつ話しかけることに。
「こんばんは、アケミちゃんかな?」
「あっ、はい」
こ、この糞がっ!!
せっかくこちらが覚悟を決めて話かけたというのに、その反応はなんだよ!!
ハッ! いかん、いかん!!
このくらいで目くじらを立てていたら、出会える系サイト遊びを満喫することなんてできやしない。悲しいかな、これも出会える系サイト遊びの現実のひとつなのだから。
「さっき【ワクワクメール】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「はい」
うーん、これはかなり骨が折れそうな相手だ。だが、こういう相手と渡りあった経験は、のちのち必ず己の血肉となり、こちらのレベルアップに役立ってくれるものだ。
「じゃあ、行こうか?」
「はい」
こうして、微妙な空気のまま、ホテル街に向かうことにしたのだった。
到着したのは、グレードの低い安ラブホテル。個室でふたりきりとなるが、どうにも会話が盛り上がらない。
すぐにエッチを始めても良かったのだが、最後の悪あがきとばかりに、なんとか彼女のテンションを上げてみることにした。
「ところでアケミちゃんは、どれくらいエッチしてないのかな?」
「うーん、ちょっと忘れちゃいましたね…」
「そ、そうなんだ。でもエッチは好きなんでしょ?」
「普通ですかね」
「じゃあ、どうしてあのサイトで募集してたのかな?」
根掘り葉掘り聞くのはマナー違反であることは百も承知だ。しかし、まったく会話が盛り上がらないので、自然とこちらからの質問が多くなってしまう。
「じつは、いま主人と離婚協議中で…」
「え? そ、そうなんだ」
「それでストレス発散というか、ちょっと遊んでみたくなって…」
いきなり重い話題になってしまった。これ以上この話を続けるのは危険だ。かといって、他にコレといった話題もなく、気まずい雰囲気が流れてしまうことに。
「じゃあ、そろそろシャワーを浴びておいで」
そう彼女を促すのが精一杯だった。その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴び、ベッドイン。
「痛かったり、嫌なことがあったらスグに教えてね」
「は、はい」
キスしようと顔を近づけると、アケミちゃんの首や肩がガチガチに固まっていることに気がついた。どうやら、かなり緊張している様子だ。
そのままキスを仕掛けてもよかったのだが、どうせなら少しでも彼女に楽しんでもらいたい。そこで、もう一度語りかけることにした。
「あっ! 最初のメールにも書いたけど、今日はアケミちゃんに喜んでもらいたいんだ。だから、リクエストがあったら遠慮なく教えてくれるかな? 全力で応じたいからさ」
「は、はい。ありがとうございます」
「じゃあ、このまま俺のほうから攻めていいかな?」
「よろしくお願いします」
「了解。キスマークとか残らないように気をつけるから、安心してね」
「はい」
まだ真偽は分からないが、ノリが悪いのではなく、緊張のせいでギコチなかったんだと思い込むことにした筆者。
そして、軽めのキスを終え、オッパイ愛撫に取り掛かる。
彼女のオッパイは、かろうじてAカップあるかないかの膨らみだった。これならブラジャーを着ける必要はないのでは? そんなことを思いながら、乳首を優しくクチに含み、唾液をまとわりつかせた舌でソッと舐めあげていく。
ヒクン!
声こそ上げなかったが、きちんとコチラの愛撫に反応するアケミちゃん。その後、10分近く時間をかけてオッパイ愛撫し、お次はクンニだ。
彼女の股ぐらに潜り込むと、すでにマンコはしっとりと濡れていた。
ほっ。
まずは一安心だ。乳首の時と同じように、唾液をまとわりつかせた舌でクリちゃんを舐め始める。
「く、っん!」
そんなクリ舐めに、小声で反応するアケミちゃん。単純な筆者は、コレだけでご機嫌に。そこから徐々にギアを入れ加速させ、いつも通りの全力クンニを叩きこんでいく。
そんなクンニを20分近く続けるが、アケミちゃんは時折甘い声を上げるものの、エクスタシーには達していないようだった。
ここで、意地になってこのまま舐め続けるのは危険だと判断する筆者。彼女にとって久しぶりのエッチなのだから、クンニによる過度な刺激が長時間続くと、痛みを与えかねない。
濡れは十分だったので、ここで挿入に切り替えることにした。
一旦身体を離し、アケミちゃんに見えるように、コンドームをしっかりと装着する。
「じゃあ、入れるね」
そう声をかけ、正常位の体勢で挿入開始だ。
うーん、微妙…
クリ舐めと同時に行った手マンで薄々気付いていたが、どうにも締りが悪いマンコだった。
さて、どうしたものか?
そんな思案の最中、アクロバチックなエッチを楽しむという目的を思い出す筆者。
正常位でヘコヘコと5分くらい腰を振ってから、体位を変えることを彼女に提案する。
「ね、次は四つん這いになってくれるかな?」
「え? そ、それはちょっと…」
「ん? 恥ずかしいのかな? じゃあ、俺が下になって騎乗位にしようか?」
「ご、ごめんなさい。それもちょっと…」
頑なに体位チェンジを拒むアケミちゃん。身体が固いのかもしれないし、ただ単に恥ずかしいだけなのかもしれない。
チッ!
小柄でスレンダーだったので、普段はできないような体位にも挑戦したかったのに!!
だが、ここで不機嫌になってしまうと、これまでの苦労が水の泡だ。
心の中で悪態をつきながら、渋々正常位で腰を振り続けることにした。
ヘコヘコヘコ
たいした盛り上がりもないまま10分近くピストンすると、ようやく発射の前兆が訪れてくれた。
ふぅ。
彼女に「イクよ」と声をかけ、ダラダラとザーメンを吐き出すのであった。
結局、なんだか微妙な感情のままフィニッシュとなり、帰り支度をすることに。
その最中、アケミちゃんから思わぬ提案が。
「あのぉ、連絡先教えてもらっていいですか?」
まさか彼女のほうからこんな提案があるとも思わず、完全に不意を突かれた。
「う、うん」
咄嗟に上手い言い訳が浮かばず、渋々と応じるしかなかった。
もちろん、こうなってしまったら、男の筆者のほうから言うしかないだろう。
「良かったら、また遊ぼうね」
言わされた感がハンパなかったが、そう告げるしかなかったのである。
その後、駅の付近まで彼女を見送り、この日のデートは終了となった。
筆者のほうからアケミちゃんに連絡を取ることはないだろう。もしかしたら、二度三度とデートを重ねて彼女との距離が縮まれば、少しはエッチの具合が良くなるのかもしれない。しかし、ハズレ案件のアケミちゃんにそんな手間暇をかけるほど筆者はお人好しではない。今後、もしアケミちゃんからお誘いを受けても、のらりくらりと断るつもりの筆者なのだった。
(文=所沢ショーイチ)