【インリン似のアジア系女子】
この日は少し眠かったのもあって、ナンパに勤しむ友人たちを尻目に、ぼくは深夜2時頃に脱落。
昼間に乱交ドームに潜入しているので、余裕の帰宅だ。
酔い覚ましにぶらぶら歩きながらキャンプサイトに向かった。
キャンプサイトは会場の反対側。バーニングマンの会場はとてつもなく広いため、30分くらいはかかる。
しばらく歩いていると、盛り上がってるディスコを発見した。歩いているうちに目が覚めてきたので寄っていくことに。
お酒を貰ってウロウロしていると、テンション高めのアジア系女子に話しかけらた。
アジア系女「もしかして日本人?」
※会話はすべて英語です。
JOJO「そうだよ!」
アジア系女「この間日本行ってきたのよ! 綺麗でAmazingな国だったわ!」
彼女はおそらく25歳前後。顔はインリン・オブ・ジョイトイを2、3発殴ったみたいな雰囲気だ。
日本のコレが良かった、アレが美味しかったなど、インリンがマシンガントークしている間、ぼくは適当に相槌を打ちながら「なんとかこのインリンにM字開脚させることができないか」ばかり考えていた。
ひとしきり日本についての話題で盛り上がったぼくたち。このように日本人であるが故に勝手に好印象をもってもらえる展開になることが、旅しているとちょこちょこある。
一部地域ではアジア人が小バカにされることはよくあるが、この時ばかりは日本人であることに感謝した。
【一緒に寝てっていい?】
インリンは女友達数人とバーニングマンに来ているようで、友達も同じバーで飲んでいた。
JOJO「どれが友達なの?」
彼女が指差した先には、マッチョなイケメンと抱き合ってキスしているビッチ風の容貌の女がいた。
ま、まざりてぇぇ。
インリン「私、あーいうノリはあまり好きじゃないのよね」
JOJO「うん、ぼくもだよ(キリッ)」
※大嘘です。
彼女とはなんだか話が合うし落ち着くので、お盛んな彼女の友人たちを尻目に、ぼくたちもしばらく一緒に飲んでいた。
この間、酒がどんどん進み、ぼくもインリンも次第に酔っ払っていった。
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