【流星群を見上げながら三度目のトライ】
目が覚めると、まだ夜明け前だった。
ぼくは、再び星を見るためにテラスに出た。
流星群はピークを迎え、数秒に一度は空に星が流れた。
しばらくしてリビングに戻ると、彼女が起きてきた。
他の宿泊者はまだ寝ている。
人妻「星見に行きました?」
JOJO「今行ってきたよ。綺麗だった」
人妻「…もう一回一緒に見に行きませんか?」
JOJO「!!!」
予期せぬ誘いだった。
断る理由もないので2つ返事でOKして、一緒にテラスに出た。
椅子に腰かけると、彼女は少し離れた場所に座った。
JOJO「なんでそっち? こっち来なよ(しらじらしくまた離れて座りやがって)」
人妻「何もしないですか?」
もはやこのフレーズを言いたいだけにしか聞こえない(笑)。
JOJO「しないしない(んなわけねーだろうがっ)」
彼女は毛布をかかえて、再びぼくの椅子にやって来た。
こうなったらこっちのもの。
先ほどと同じように手を握り、頬にキスし、首筋、耳と順番に刺激する。
彼女の反応もさきほどと同じ。
ビュンビュン流れる流星群を見上げながら、いちゃいちゃする時間を楽しんだ。
人妻「寒いから、そろそろ中に入りましょう」
彼女からそう切り出してきた。
さっきはここでトイレに逃げられた。
結局戻ってこなかったが眠かっただけかもしれない。
今度こそ…。