まず手を握ってみることにした。
星空を見上げているため、お互い顔は上を向いている。
毛布の中で彼女の手にぼくの手を重ねると、彼女は少しびくっと反応した。
握り返してくる訳ではないが、拒否するそぶりもない。
嫌ではなさそうだ。
次は頬にキスしてみた。
人妻「ふふっ。なんですかそれっ?」
この反応は…。
スイッチが入ってしまったぼくは、首筋に唇を這わせた。
ピクっと反応する彼女。
ここでも拒否してこない。
そのまま耳へと唇を這わせていくと、彼女の口から吐息が漏れてくる。
これは完全にいけるやつ!
ここでようやく彼女の唇にキス。
さすがに拒否されない。
舌を絡ませながら毛布の中で彼女の胸をまさぐった。
思ったより巨乳だ。
彼女が来ていたニットのカーディガンとワンピースの肩部分をずり下げ、生乳を引っ張り出し、毛布の中に潜り込み舐め上げる。
彼女の下半身へ手を伸ばすと、そこにはゴワゴワした感覚が…。
ワンピースの下に厚手のレギンスみたいの履いていて邪魔だ。
脱がすか…。
でもかなり寒いし…。
かといって部屋に戻ったら誰かいるかもしれないし…。
胸や下半身をまさぐりながら、次の展開について考える。
すると…。
人妻「トイレっ!」
急に立ち上がった彼女は、そう言って部屋に戻っていった。
5分…。
10分…。
15分…。
寒空の下で彼女を待ったが、結局そのまま戻ってこなかった。
なにそれ…。
部屋で寝てしまったんだろうか…。
ぼくも仕方なく部屋に戻り、しばらくベッドの中で悶々としていたが、いつの間にか眠りについていた。