Vシネ俳優気分が楽しめるデリヘル


 約束の時間にホテルにやってきたのは、セミロングの髪がお姉さんっぽい毛沙耶さん(仮名)。年齢は30歳くらいだろうか。彼女から改めてVシネマコースの説明を受けてるウチに、沙耶さんがかとうれいこや細川ふみえといったVシネで活躍した女優に重なった。となれば、コチラの気分は、「Vシネの帝王」竹内力か哀川翔だ。もちろん、気分だけだが。

 今回、筆者に用意された台本は、病院系だった。回診に来た沙耶ナースにムラムラして…という流れだ。あまりにもオーソドックスだったので、よりVシネ気分を楽しむため、ちょっとだけ設定を足すことにした。

 サスペンス色を出すのもアリだと思い、沙耶さんが勤務する病院には不正データがあり(彼女も関与)、筆者扮するチンピラが患者のフリをして入院して狙う…という内容にしてみた。

 回診が始まると、ベッドに横たわる筆者に「お身体はいかがですか?」と声をかけ、様子をうかがう沙耶さん。その際、前かがみになると、ナース服の下はノーブラで…。

 筆者は彼女の耳元ですべてお見通しだと告げ、データの在処を要求。もちろん彼女は拒むが、肉体だけは拒まなかった。ということで、ここからキスしながらの胸揉み、下腹部への指での愛撫を決行。決して秘密は洩らさないが、クリを指でいじると、悶えながら短い喘ぎ声を漏らした。

 そこからしばらく責めるも、データが保管された場所については固く口を閉ざす沙耶さん。そこで、コースに組み込まれていた拘束具を使い、沙耶さんの自由を奪うことに。その後、強引にイチモツを彼女の口にネジ込むと、「耐えたらデータの在処を教える」と条件を出してくる。ノド奥までたっぷり飲みこみ、かと思えば先端はチロチロ舐めるといった攻撃で、筆者の股間を容赦なく揺さぶる沙耶さん。

 結局、沙耶ナースは拘束されながらも、顔の動きだけで筆者をイカせてデータを守り、「また挑戦しなさい」と不敵な笑みを浮かべるのだった。というところでプレイが終わった。

 このプレイは、ユーザーの“物語を楽しむ能力”という、イメージプレイの根幹が試されている気がした。とりあえず、Vシネを観て勉強…と思ったが、あらゆるシーンを脳内エロ変換しそうで怖い。
(文=子門仁)

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