マツコ・デラックス(44)と有吉弘行(42)という芸能界を代表する毒舌キャラのふたりが出演する『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)。夜11時台の放送にもかかわらず、視聴率15%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を超えることもある人気バラエティだ。
視聴者から寄せられた「怒りメール」をテーマにしたマツコと有吉のトークに共感する人も多いが、このところネット上には「怒りの声」が殺到している。4月の改変期を控え、『怒り新党』はリニューアルを発表したのだが、それに納得がいかない視聴者がいるようだ。
新番組のタイトルは『マツコ&有吉 かりそめ天国』で、引き続きマツコと有吉は出演し、視聴者投稿をもとにトークする。そのテーマが「怒り」以外でもOKになるというのが変更点のようだ。ほぼ同じ内容で、これまで以上に幅広いトークが期待できそうだが…。アシスタントを担当するアナウンサーが青山愛(あおやま・めぐみ/28)から久保田直子(35)に変わるそうで、これに男性視聴者が肩を落としているのだ。
昨年の春、フリーアナの夏目三久(32)からバトンを受け取った青山。入社時から報道志望で、1年目に看板ニュース番組『報道ステーション』に抜擢された彼女は、その路線を歩むかと思われていた。だが、ほぼ初バラエティという状況で『怒り新党』に起用され、マツコと有吉の洗礼を受けることに。
当初は「青山アナには太刀打ちできないのでは」と不安視する向きもあった。しかし、帰国子女である彼女は、時に日本人離れした感覚でふたりを驚かせるなど、堂々とした進行ぶり。徐々に、番組ファンからも認められる存在に成長した。好きな男性のタイプにハリウッド俳優を挙げたり、外国人男性との交際歴を明かした際は、ネットでも大きな話題を呼んだ。