13日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演した歌手で女優のソニン(34)が、ネット上で大きな話題になっている。
3時間スペシャルとなった今回、人生を盛大にしくじった講師に抜擢されたソニンは、2000年につんく♂(48)プロデュースのユニット「EE JUMP」としてデビューしてから現在に至るまでの芸能生活を振り返った。
子供のころから芸能界に憧れ、オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)への応募をきっかけにデビューのチャンスをつかんだソニン。このときは2次審査で落選したが、関係者の目に留まった彼女は、後日、EE JUMPとしてのデビューが決まった。しかし、オーディションに合格したコたちがアイドルとして華々しいデビューを飾る姿を見ると、「劣等感」を覚えずにはいられなかったという。
それというのも、EE JUMPは当時人気絶頂だったアイドル・後藤真希(31)の弟との二人組で、ソニンは「完全に添え物扱いだった」のだ。その環境に奮起した彼女は、「とにかく(事務所から)出された指示は全てやりきろう!」と決意。デビューに向けて猛特訓の日々が続く中、自己啓発本を読んだり、社会勉強として事務所の電話番をしたりし、自分のことを磨きまくった。
そしてユニット結成から半年後にデビューシングルをリリース。そのPV撮影の費用は1億円とのことで、関係者が大きな期待を寄せていたことがよくわかる。しかし、ファーストアルバムの発売が決定した矢先、メンバーの不祥事によりEE JUMPはあっけなく解散となった。不祥事とは、当時15歳だった相方がキャバクラに入店し、ハメを外していたというものだ。
解散後、事務所から今後について相談されたが、何も考えられずに混乱したソニン。かなりショックだったようで、いきなり涙と鼻血が止まらなくなったという。自分が何をしたいのかわからなかった彼女は、「何でもやるから指示をください」と事務所に懇願し、過酷なロケ企画が次々に舞い込むことになった。