――あっ、そうだ! 昨日、かすみチャンの写メ日記を見たんだけど、料理の写真が多かったね。
かすみ:はい。私、お料理するのが大好きなんですよ。
――偉いねぇ。でも、自炊は大変じゃない?
かすみ:そうですね。でも美味しくできると楽しいですよ。
――なんだか家事全般が得意そうだね。
かすみ:えっ、そうですか?
――うん。すごくいいお嫁さんになりそうなタイプだね。
かすみ:そ、そんなに褒められたら照れちゃいます。
――ちなみに、好きな男性のタイプは?
かすみ:うーん。面白い人ですかね。
――面白いっていうと?
かすみ:おちゃめな三枚目みたいな人です。
――カッコイイ人とかじゃないんだ。
かすみ:はい。そういう方も素敵ですけど、面白い人って頭の回転が早そうじゃないですか。だから、尊敬できて素敵だと思います。
理路整然と自分の考えを語るかすみチャン。彼女も十分頭の回転が早そうに見える。だからこそ、お世辞抜きでいいお嫁さんになってくれそうだと思った。
それにしても、なんて“目力”があるコなんだ。かすみチャンに見つめられると、嘘がつけなくなってしまいそうだ。
――でも、かすみチャンはモテるんじゃない?
かすみ:そんなことないです。ずっと枯れてますから。
――そ、そうなの? じゃあ性欲はどう解消してるの?
かすみ:そ、それは…。
――オナニーかな?
かすみ:は、はい。
――どのくらいの頻度でオナってるの?
かすみ:うーん、実は今、ちょうど周期なんですよね。
――えっ? 周期って?
かすみ:何年かごとに性欲が高まる時期があるんです。だから、週に数回くらいひとりでシちゃってます。
――そうなんだぁ。でも、このお店は全裸での施術が基本だから、プレイ中にエッチな気分になったりしないの?
かすみ:た、たまにありますね。
――そういう時はどうしてるの?
かすみ:お客様にバレないよう、こっそりスネとかに擦りつけてます。
――えっ? 擦りつけるって、クリちゃんを?
かすみ:は、はい。
――それ、絶対にバレてるって!!
かすみ:そ、そうかもしれないですね。
――でも、そういうのって、男性側からしたらとても嬉しいことだから、今後もヤるべきだよ。
かすみ:フフフ、それじゃあ、ひかれない程度にしちゃいますね。
真面目一辺倒かと思いきや、エッチな一面も見せてくれたかすみチャン。
そういうギャップに弱い筆者は、この時点で彼女にメロメロとなってしまった。