――筆おろしモノの後は風俗モノの『風俗タワー 性感フルコース3時間SPECIAL』です。
「女王様とM女のどちらもやっているんですけど、女王様のほうが怖かったですね。ガチでムチとローソクをやっているんですけど、加減が分からないじゃないですか。男優さんの体が赤くなるし、絶対に痛いし。かといって中途半端にムチで打つと、逆に痛いみたいだし。だから心を鬼にして、めっちゃパーンってやってるんですけど、心の中では怖くて…。まだ自分がやられるほうがいいぐらいで」
――企画色の強い作品が続いた後は、『ラグジュTV×PRESTIGE SELECTION 18 園田みおん』です。
「かっちりカラミの内容が決まっていなくて、インタビューして、そのままの流れでやっていく、みたいな。設定とか一切ないんですけど、自分的には自然でやりやすかったですね。ファンからの評判も良かった一本です。次の『なまなかだし 14』ですけど、中出し自体が人生初だったので衝撃的でしたね。最初で最後の中出しモノなので貴重です!」
――そして最新作の『絶対的下から目線 おもてなし庵 乳エロ小町 園田みおん 11』です。
「撮影でがっつり着物を着たのが初めてだったのが新鮮だったし、タイトルにもある通り”おもてなし”がテーマで、言葉遣いは丁寧、仕草は雑にならないようにって意識したので、ふだんとは違う面が見られると思います」
――奉仕するのは好きなほうですか。
「プライベートでは、めっちゃ尽すタイプですね。だからダメ男が寄ってきがちなんですけど(笑)」
――今年は2冊目の写真集も出すんですよね。
「なかなか写真集を出せない時代だから嬉しいですね。写真集ってアイドルっぽくてキャピキャピっていうのが普通じゃないですか。そういうのが苦手なんですけど、今回の写真集は笑顔が1~2割で(笑)。すごくカッコ良くて、衣装もセクシー系なので、自分でも発売が楽しみです」
――最後に『DMM.R18アダルトアワード2017』についてお伺いしたいんですが、賞レースっていかがですか。
「苦手なんですよね…」
――SNSなどでもアピールしなきゃいけないんじゃないですか。
「SNSというか、言葉や文章だけで表現するのが苦手なんですよね。喋っている最中に思いがまとまらなかったりするし、見た目が派手なので思ったことをストレートに書くときつく捉えられちゃうし、そういうことを考えると面倒くさくなるんですよ(笑)。だからTwitterに書くのも気まぐれです。ただツイキャスは好きなので、よくやっています」
――最優秀女優賞にノミネートされたときの率直な感想は?
「めちゃめちゃ嬉しかったです! 去年は新人賞を目指していたんですけどノミネートされなかったから、めちゃめちゃ泣いたんですよ。だからノミネートされたこと自体に感謝なんですけど、もちろん結果も気になるし、欲を言えば賞も獲りたいです。でも、そのために自分がやっていなかったSNSをガンガンやり始めるのも絶対に嫌だし、今まで通りのペースで頑張っていきたいです!」
(文=猪口貴裕/写真=尾藤能暢)