現役ソープ嬢が教える、お客さんにはナイショの撮影用おっぱいの作り方


5.仕上げに

 ポージングによっては、脇のお肉がブラジャーの上下でムニッと段になりがち。体を捻るようなポーズを取る際には、ポージングとともにサイドパネルの位置を軽く修正して、お肉の段を軽減させます。

 殿方にとっては、むしろそのくらいムチムチしている方が美味しそうなのでしょうが、すべては完成された写真を撮るためです。その肉具合を良しとするか否かは店の方針次第とはいえ、大体において掲載前の加工でスッキリさせるか、多少残すにしても普通は減らすので、スタッフのお手を煩わせるくらいなら先に始末しておきます。

 これで、“写真映えする立派な谷間とボリュームたっぷり柔らかそうなまあるい乳房の完☆成”です! 修正いらずで、ご予約の電話も鳴るに違いない! 私自身、過去に1回だけ靴下が厚すぎて実物と乖離したとんでもない巨乳ちゃんに撮れちゃった以外は、ほぼノーミスで素晴らしい盛り具合でした。

 余談ながら、あんまり貧乳さんだとこの強力な盛りでも間に合わないことがあって、その場合でもお店としてはどうにかして盛りたい苦心のエピソードがあります。

 昔勤めていた高級ヘルスで、たまたまその日撮影に同行したさくらちゃん。彼女は、Aカップ以上~Bカップ未満のスレンダーさんでした。あまりの貧乳具合に、普通の盛りや画像の加工で増量することを諦めた店長。あろうことか、彼女にヌーブラの重ね着を命令しました。そして、生のおっぱいにヌーブラを貼り付けられた上から普通のブラを着用して撮影するという辱めを受ける羽目に…。ヌーブラと肌の境目は後から加工ソフトでうまく埋めるんだとか。あんまりだ!

 パネルやアルバムを見て期待に胸を膨らませていたら、思っていたほどじゃなくてシュンとなってしまった“おっぱい星人”の皆様。あなたがいつか見たあのおっぱいは幻なんかじゃなく、貴方に夢を見せたポテンシャルを今も持っているおっぱいなんですよ…。まあ、盛りすぎには注意が必要ですよね!

 それでは今回はこの辺で。また次回♪
(文=茅原まおみ)

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