1.ブラのストラップを一番短くする
ブラジャーのストラップは、アジャスターが付いていて長さを変えることができます。ブラ紐の長さを詰めることによって、強制的におっぱいをデコルテの方に釣り上げるという方法で、かなりおっぱいが上がった感があります。
ちなみに、これをやるとストラップが肩にかなり食い込むので、撮影が長時間に及ぶと辛いです。
2.背中のホックも一番キツくする
ストラップを詰めたら、次は当然、背中も絞ります。ブラのホックはアンダーバストを締められるので、これから盛るおっぱいのお肉が逃げないように、がっちりホールドするのが目的です。
これも例によって食い込むので、撮影後に緩めた時の開放感と言ったら…。くっきり跡になること請け合いです。
3.おっぱいをカップの中に執拗なまでに寄せる
いよいよカップにお肉を納めていきます。やや前屈みになって、デコルテ側からブラの中に手を差込み「おっぱい」を寄せていきましょう。
「おっぱい」とはおっぱいのふくらみのことではありません。脇肉も横腹肉も集めてきます。肋骨の上でぼんやりしているゆるみのお肉も全部連れていきます。
お肉を集めたら、横乳~下乳のラインに合わせてカップの中に引き寄せ、カップのワイヤーを所定の位置にしっかり合わせてそっと手を離しましょう。これでおっぱいがフルにカップの中に収まった状態になります。
4.底上げのために詰め物をする
さらに盛るために、必要に応じて物理的な上げ底を施します。パットを重ねて入れてもいいですし、ティッシュをたたんで入れるのもアリですね。元からのパットが厚い盛りブラを持ってくる子もいるでしょう。ちなみに、私のオススメは靴下です。撮影現場に履いて行った靴下を脱いで、畳んで左右に1枚ずつ入れればいいので、荷物いらずで楽ちん。なにより、ティッシュやパットに比べてしっかり上がります。
シルエットが綺麗にキマるように、ワイヤーの位置からはみ出さないよう、またカップからはみ出して写真に写りこまないよう気を付けて、下乳の位置に納めましょう。その際、おっぱいを体の中心に向かって斜め上に引き上げ、谷間をしっかり強調します。
靴下やハンカチはあまり厚いものを選んでしまうと、上がりすぎて2カップくらいは違って見えるので、注意が必要です。鏡で確認するほか、同行の男子スタッフやカメラさんに不自然じゃないか確認をするのが吉です。