女囚ものAVの淫猥極まりない狂気の世界『女体監獄 オルガスムスに震える女たち』

 1970年代は女収容所を舞台にした、いわゆる“女囚もの”が世界的なブームとなった。主に共通するストーリーは、ナチスを彷彿とさせる女収容所で、残虐でグラマラスな女所長が中心になって、美しき囚人たちにサディスティックな性的虐待を加えていく様を克明に描くジャンル映画だ。日本でも女囚ものは根強い人気があり、往年のポルノ映画やVシネマでも幾つかの人気シリーズが制作された。しかしAVで、女囚ものを得意とする監督と言えばヘンリー塚本の右に出るものはいないだろう。

 

 
 昭和のエロスを追及し続けるヘンリー塚本監督は、FAプロ設立当初より「軍隊ポルノ」を撮り続けている。一歩間違えるとコントのように安っぽいドラマになりかねないが、的確な演出力、こだわりの詰まった衣装とロケーション、演技力のある役者陣を揃えたキャスティングの確かさで、日常とはかけ離れた淫猥極まりない狂気の世界を生々しく描き出す。

 

 
 2月13日発売の最新作『女体監獄 オルガスムスに震える女たち』でも、斉藤みゆ、澤村レイコ、川上ゆう、風間ゆみ、浅井舞香、春原未来、葵千恵、葵紫穂と熟女を中心に匂い立つ色香を放つAV女優8名を起用して、極限状態における果てのない凌辱ドラマを2時間にわたって繰り広げる。

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