グラビア界に黒船襲来! モグラ女子10人の「ハイスペックボディ」に絶賛の声


 だが、その一方で「可愛い子ばっかりなんだけど青年誌グラビアとしてはコレジャナイ感…」「やっぱりグラドルの方ががいいなあ」「男にとってモデルは別世界な感じがする」「綺麗すぎてグラドルのようなエロさがない」といった意見もあり、賛否両論となっているようだ。

「最近は久松郁実(20)や馬場ふみか(21)らモデルとグラビアを両立する『モグラ女子』が増加。巨乳ぶりが話題になった泉里香(28)のように急激にブレイクするケースもあり、モデルたちのグラビア進出が盛んになっています。その流れの中で、グラビア界を牽引する『ヤンジャン』が現役モデルたちを新年一発目の表紙に起用したのは象徴的。今年はモグラ女子たちが男性誌グラビアを席巻することになりそうです。ただ、男性読者は肉感的な女性を好む傾向が強いだけに、モデルなら誰でもいいというわけではない。モデルのグラビアにはセクシーさを感じないという声も多数あり、それが賛否両論につながっているのでしょう」(アイドルライター)

 モデルたちの襲来を迎え撃つのは本職のグラビアアイドルたち。かつてはAKB48グループが男性誌グラビアを独占し、グラドルたちが誌面から追いやられていた時期があった。しかし、SNSを最大限に活用したアピールでファンをつかんだ「尻職人」こと倉持由香(25)らの活躍によって「グラドル復権」が進行。最近はグラドルたちが雑誌の表紙やグラビアに起用されることが増加していたのだが、今度は現役のファッションモデルという難敵が現れたといえる。

 倉持はガールズポータルサイト「LoGiRL」でのインタビューで、モグラ女子について「黒船感がある」と評しており、日本人体型が大半のグラドルと比べて「細くてスタイル良くて美人でおっぱいが大きいって、こういう日本人離れした体型がくると、もう勝てない」と心境を吐露。また、別のインタビューでは「モデル出身のグラドルには同じ土俵で勝負しても雑誌の表紙争いで勝てないと思ってます」と率直な意見を述べている。

 しかし、だからといってモグラ女子に白旗を上げたわけではなく「バラエティーで知名度を上げて表紙を勝ち取りたい」「うまく棲み分けをしたい」と対抗策を語っている。さらに、前述のように男性読者からは「グラドルの方が好き」「モデルは色気を感じない」という意見が少なくないだけに勝算は十分にありそうだ。

 このままモグラ女子たちがグラビア界を席巻するのか、本職のグラドルたちが返り討ちにするのか。はたまた両者が上手に共存していくのか。どうなるかまったく読めない2017年のグラビア界から目が離せなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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