デリバリーヘルスということで、鶯谷のホテルで待っていると、約束の時間に高島さん(仮名)はやってきた。40歳前後の、目鼻立ちがパッチリした美人妻だ。
まずは、玄関先でひざまずいた高島さんが即尺。これは挨拶程度で終わり、彼女はすぐに立ち上がり、筆者に背を向けて玄関のドアに手をついて尻を突き出してきた。
「どうぞ、覗いてください」と言う彼女に従って、スカートの裾をめくる。そこには、動画で見た黒のレースのパンティがあった。「こちらで間違いございませんか?」と確認してくる彼女に、思わず「間違いございません」と丁寧に返事してしまった。
高島さんはさらに尻を突き出し、「どうぞ!」とポツリ。筆者の頭の中にはプレゼントという認識があったので、脱がそうと手をかけると、「もっとニオイが欲しいでしょ? だから…」と、パンティの上からのタッチを要求された。
彼女に導かれるまま、布越しで指入れなどしていると、ジンワリと指先に湿りを感じるようになった。さらに、「私、こっちのほうが感じるの」と、洗面台の前に連れていかれ、背後から抱きしめるように胸を揉まされた。そして、本人は自らの指をパンティに添えて動かし始めた。
鏡の中に映る高島さんの姿は、いま目の前で繰り広げられている光景(そして、当事者)にもかかわらず、どこか他人事のようにも思え、とてつもなくエロい生き物に見えた。
続いて、ベッドに移り、パンティをはいたままでの顔面騎乗。濡れた生温かい布が鼻先に付くと、ほのかな香水の香りに混じってマン汁独特のニオイがした。
しばらく顔面騎乗を続けた後、「これくらいでいいかな…」と高島さんは独り言のようにつぶやき、四つん這いになった。そして、今度こそパンティ脱がすことに。
筆者が脱がせたパンティを手に取った高島さんは、濡れた部分を見せつけるように広げた。アソコの部分には、かなり大きなシミができていた。それを見た高島さんは、妖艶な笑みを浮かべ「こんなに濡れちゃったじゃない」と、パンティを筆者の顔に押し付けてくるのだった。
その後は、オーソドックスなデリバリーヘルスのプレイとなり、フェラチオでフィニッシュ。シャワーを浴びて帰り支度をしていると、「忘れないでね!」とズボンのポケットに“プレゼント”がネジ込まれた。
その場で広げるのもなんだかなと思い、帰路の鶯谷駅のトイレの個室で広げてみた。改めて見ると、生地にはこすれて毛玉ができ、糸の一部もほつれていた。しかしそこには、シミやニオイよりも生々しい人妻のリアルがあった。
(文=子門仁)