こんにちは、超高級ソープに勤めている茅原まおみです。エステ・ヘルス・ソープと風俗業界内はもちろん、プライベートでもベッドのキャリアを積んできた私がこっそりいろんなことを教えちゃうこのコラム。男の生態、女の視線を学んでより良いセックスライフを目指しましょ♪
皆様、フェザータッチって知ってますか? いろいろなフェザータッチがありますが、今日のそれは巷に溢れる夜の指南書に必ずと言っていいほど「これさえマスターすれば女は泣いて喜ぶ」と書かれている女体の触れ方、アレでございます。一度は読んだことありますよね?
何を隠そうこの私、そのフェザータッチなる触り方が大嫌いです。あんなもので女が喜ぶなんてガセもいいところだ!と定期的に喧伝したい気分になるくらいには嫌いです。本日はその理由と、オススメの触り方についてお話ししようと思います。
まずはご存じない方々にざっくりとご説明しますと、フェザータッチとは「羽のように軽く触れる」ことです。ここで言うものは、“女を焦らせ泣かせることができる”とどこかでまことしやかに囁かれているセックス技術としての超ソフトタッチのことです。大抵のセックスハウツー本やサイトにはこれについての記述があり、曰く「触れるか触れないかくらいのタッチで」「肌を撫でるというより産毛を逆撫でることを意識して」やるものらしいです。
詳しくはどこかで検索していただくとして、端的に言って素人さんには難しいと思うんですよね。私はもちろんできますよ。そりゃプロですから、当然です。自分で触っても気持ち良くはならないまでも、この触り方で意中の彼に優しく触れてもらったら乱れちゃうだろうな♪という感触になるまで朝な夕な鍛錬を積みましたので、これは自信があります。
しかし、お客様が「フェザータッチ、感じるでしょ?」と持って来た愛撫で気持ち良くなった試しがまったくと言っていいほどないのです。それは「お客様が意中の彼ではない」ということではなく、単純明快に技量不足だと思うのです。口で説明してハイやってね、というには素人さんにはハードルが高すぎるのです。
日々のお仕事から思う“フェザータッチのマズさ”について考えてみましょう。