作中にはエッチな妄想シーンが随所に散りばめられており、メイドの仕事中にもかかわらずきわどい姿を見せまくる冴季。やがて、その妄想が現実になり、ご主人様の大切な息子とイケない関係になってしまう。
※画像:『冴季澪/ミルキー・グラマー』竹書房
冴季のパーフェクトボディを目の当たりにした息子は、辛抱たまらず大暴走。ビーチやプール、お風呂場で魅惑のHカップを弄び、フェロモンたっぷりのメイドにお仕置きをしちゃうのだ。そんな息子に冴季も心を許していくのだが…。
※画像:『冴季澪/ミルキー・グラマー』竹書房
冴季は、自分の恋愛対象は現実世界の男ではないと自分に言い聞かせる。しかしカラダを求める強引な男に抗うことはできない。頭では嫌がっているのだが、なぜかカラダはほてり、声が漏れてしまう…。いつしか冴季自身も現実に起こっていることなのか、それとも腐女子のイケナイ願望が生み出したキワドイ幻なのか、わからなくなっていく。
※画像:『冴季澪/ミルキー・グラマー』竹書房
※画像:『冴季澪/ミルキー・グラマー』竹書房
見ているコチラも、現実なのか妄想なのかを判断することは難しい。冴季は成熟した大人の女性の魅力を放ったかと思えば、悪い男に翻弄される幼い女学生のような表情を浮かべており、そんな多面的な部分が作品のミステリアスさを強調しているのかもしれない。