【Barしじみ】芸術家アイドルユニット・ナマコプリのナマコラブちゃん

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しじみ:ところで、ナマコちゃん最近病んでるんでしょ?

ナマコ:最近というか、生まれた時から病んでる。

しじみ:えっ!? 最初に病んでると感じた時は?

ナマコ:小学生の時から、父方の母に酷いイジメに遭ってて、人間不信になってリスカしてた。

しじみ:おばあちゃんでしょ!? なんで? 可愛い孫じゃん。

ナマコ:男が好きなの、ババアは。私が女だから、それが嫌だったんだって。

しじみ:そういう人もいるんだね…。

ナマコ:虚言癖で、多分サイコパスだと思うんだけど、一応血がつながってるから優しくしてたけど、私が一人暮らし始めたら、風俗で働いてるとか体を売って暮らしてるとか嘘の情報を周りに言いふらしだして、流石に「こいつ人間じゃねえ」って思った。

しじみ:タチ悪過ぎ。実のおばあちゃんにそんなことされたら立ち直れないね。じゃあ、それが元凶か。

ナマコ:あと、中学に入ってから、靴に画びょうや釘を入れられたり、財布盗まれたり教科書破られたりっていう嫌がらせも受けてた。

しじみ:なんでそんな古典的なイジメを…!!

ナマコ:一個上にモテる先輩がいて、その人が私のことが好きらしくて、女子たちはそれがムカついてたんだって。

しじみ:ナマコちゃん、まったく悪くないじゃん! モテる女は妬まれる宿命なのかな。

ナマコ:その上、体罰がめっちゃ凄い塾に通わされてて、でも親は絶対辞めさせてくれなくて、学校でも塾でも家でも居場所がなくて、その時からおかしくなってドギツい精神安定剤や睡眠薬を飲んでた。でも、それ脳の活動を止める薬だったから、ボーーッとして何もできない。一日中ただ床にしゃがみ込むだけの日々。死人だよね。

しじみ:劇薬じゃん! そんなの飲んで脳に障害起こらないの!?

ナマコ:でも、そうする他なかったから。その内、薬を貯めて全部一気に飲んだら死ねると思って、飲まずに貯めてたの。そしたら、飲まない方が調子いいってことに気付いて止めた(笑)。

しじみ:ははは。

ナマコ:それからは大丈夫だったんだけど、元々社会不適合者だから、会社に就職してからまた病んで薬飲むようになっちゃった。

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