あらゆる性癖に対応するため、アダルトグッズ業界では、日々さまざまな商品が開発されている。中でも一番の売れ線はオナホールだというが、いくつものメーカーが新感覚のアイテムを次々にリリースするため、ユーザーがどれを購入したらいいのか頭を悩ませる状況にあるそうだ。
そんな中、老舗アダルトグッズメーカーA-oneが、“男性用オナニーグッズではあるが、オナホールではない”という、これまでとは異なる視点からアプローチをかけた商品『コスリング』をリリースした。早くも一部で話題を呼んでいるとのことだが、その人気の秘密とは…。さっそくA-oneの広報Aさんに話をうかがった。
――『コスリング』は、まるで髪留めのような特殊な形状の商品なんですね。
広報A:オナホといえば、ほとんどがホールタイプですが、そこから離れられないかと考えたんです。さまざまなメーカーが参入しているため、商品の差別化が難しくなってきていますからね。そこで、これまでとは違う射精スタイルのアイテムを狙ってみました。射精グッズのカテゴリーを増やせればと。
――確かに。カタチを見ただけでも、今までのオナホとは違った快感が得られそうな気がします。この『コスリング』は、サオをイボや溝などがある表面部の上に乗せ、手でシゴくタイプの商品といえそうですね。
広報A:昔から、イボやヒダなどが表面に設置されたシート状のアイテムや、手の平側にイボがついたグローブタイプはあったので、それらの発展形と考えたらわかりやすいかもしれません。
――これまでとの違いというのは?
広報A:シート状やグローブタイプの最大の弱点は、ローションのこぼれやすさにあったんです。そこで『コスリング』では、ローションがもれるのを防止する“溜まり”を両サイドに設置しました。さらに、アイテムの下部には指を通して本体をつかみやすくするグリップを付けたので、ローションで手が滑るということもないですよ。
――かなり激しく手で動かしても大丈夫というワケですね。
広報A:また最大の特徴は、サオとともにタマも刺激できる点にあります。アイテムからはリング上の部位が伸びているのですが、そこにタマをはめ込むことができるんです。それでタマを締め付けることによって射精感が増大し、さらなる快感が得られるようになりました。タマをサオと同時に刺激される一体感は、たまらないものになっているはずです。
――また『コスリング』では、裏筋や尿道まで、どこに接着させるかによっても刺激が変わってきそうですね。
広報A:溝の形を変えるだけではなく、違う形にしても面白いと考えています。この商品は、多くのバリエーションが生まれそうなので、今後の展開もお楽しみください。
(文=葉桜骨折)