稲村といえば、昨年にネットCMで見せた女性とは思えない豪快なバッティングフォームが「神スイング」として脚光を浴び、一躍全国区の人気者になった。現在は当時よりもボディが若干むっちりした印象になったが、それが世の男性たちの男心をさらに燃え上がらせているようだ。
スイングだけでなく「神ピッチング」にも定評があり、ブレイク後の今シーズンはプロ野球の7球団の試合で始球式を担当。さらに阪神タイガースのオーナーからの直々の要請で、来季の甲子園での始球式も決定している。
また、最近ゴルフを始めたという彼女は11月下旬にオーストラリアで開催される『ゴルフワールドカップ』の応援サポーターに就任。他にも競馬関連イベントなど野球以外のスポーツでもオファーが増加し、芸能界ナンバーワンの「スポーツ美女」の地位を確立している。
ブレイクのきっかけとなったネットCMでは「無名」の状態だったが、現在は前述の寝具メーカーだけでなくグーネット「ID車両」のCMにも出演。ビキニタイプのスポーツウェアで「神スイング」と「神ピッチング」を披露している。
「稲村さんは『神スイング』の話題性だけにととどまらず、抜群のスタイルとキュートな顔立ちで男性ファンを増加させている。『神スイング』という武器だけでなく、引き締まっていながら『むっちり』という体型は貴重ですから、他のグラドルたちとの差別化が上手にできています」(アイドルライター)
どこに行っても「神スイング」を求められるため、飽きられるのではないかとの危惧もあった。しかし、その心配はなく、それどころか今後もCM需要は高まる一方になりそうだという。
「スポンサーや広告代理店のお偉いさんは世代的に野球ファンが多く、彼らにとって稲村さんの『神スイング』はキャッチーに映る。消費者に関しても購買力のある中高年世代にとって『野球美女』というイメージは受け入れやすく、広告価値が非常に高い存在といえます。これはゴルフや野球などの中高年世代をメイン視聴者としたスポーツ関連番組でも同様。さらに抜群のスタイルとルックスで若者層すらトリコにしていますから、息の長い活躍が期待できそうです」(前同)
今年もっともブレイクしたタレントのひとりといえる稲村だが、この勢いは来年も止まる気配がなさそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)