【まさかの展開】
半開きのシャッターをくぐると、そこは普通の雑居ビルだった。
なんらかの店舗らしきものがあるが、すべて閉まっている。
さて、どうしよう。
「おいっ!」
うろうろしていると、後ろから大声で呼ばれた。振り向くと、そこにはビルの外に立っていたおっさんの姿が。
「今日休みだから。また明日こいよ。」(注:数少ない聞き取れる単語から推測)
そういえば、この日はブラジルの祝日みたいなもので、店も学校もオフィスも休みになると聞いていたような気がした。
もう1件別の置屋情報も仕入れていたが、これではそっちも期待できないだろう。この日は諦めて宿に戻ることにした。
【置屋再訪】
そして数日後。リベンジのときがやってきた。
翌日すぐにでも訪れたかったのだが、知人と会ったり、渡し船で対岸のビーチまで遊びに行ったりしていて、時間が取れなかったのだ。
ビーチにいた黒人のおねーちゃん、エロ過ぎ!
グラビア撮影までさせてくれるノリの良さは、さすがのブラジル。
ぼくのモンモンは順調に育っていき、最高潮に達していた。
荒くなる鼻息を抑え、昼頃に前回と同じビルに突撃。今日は確実に平日だ。営業していないわけがない。
ビルの前には前回と同じおっさんが立っている。
JOJO「オラ! ボンヂアー!」
おっさん「閉まってるよ」
JOJO「…」
JOJO「ふざけんなコラーーーー!!! 休日だから休みだって言ってたじゃねーかァァァ!!!!!」(心の声)
JOJO「あのー、本当に閉まってるんですか? ぼく今日はどうしてもヤりたくて収まりがつかないんですけど、どうしたらいいですか?」(実際に発した声)
おっさん「だからやってないって言ってるじゃん。ウンタラカンタラ…」
5分くらい粘ってみたけど、やはりダメな様子。
うーん、どうしよー。やる気まんまんで来ちゃったし、このまま帰るのは…。
もう収まりがつかないよ…。
諦めかけたそのとき、おっさんがこう言った。
おっさん「ここはやってないけど、違うところ連れてってやるよ。着いて来な」
【民家にしか見えない隠れ置屋にて】
やった! ゴネてみるもんだ!
おっさんの後をついて5分程歩くと、どう見ても普通の民家にしか見えない場所で止まった。