個室とはいえ一般的な居酒屋なので、周囲への配慮もあって大声は出せなかった。もちろん、悶え声やあえぎ声なんてもってのほか。ということで、服の上からのタッチは本当に軽いものになり、王様ゲームでのキスも唇が軽く触れるだけで、少し物足りないことに。
それでも、胸を揉んだ際に耳元で「まだ待ってよぉ」と甘い声でささやかれたり、「この後、どうしますぅ?」と誘われるのは、悪い感じはしない。「お酒は控えめにね! 飲み過ぎるとアソコの勃ちが悪くなっちゃうからね!」と鋭い指摘がありつつ、2時間ほどで楽しい宴はお開きとなった。
宴会後、それぞれが好みの女のコを選んでホテルへ向かう。筆者のお相手は、宴会中ずっと隣にいたサリーさんだ。スーツの上からでも分かるスレンダーボディを早く見たくて仕方なかった。
サリーさんは、シャワーの時から常にカラダを密着させ、恋人プレイが得意のようだった。もちろん、ベッドの上でも…。洗練されたテクニックで、ホロ酔い状態ながらもシッカリと勃起させられた。上目づかいで見つめながらフェラされ、最後の一滴まで搾り取られ、エッチな二次会は終わった。
2時間の宴会代と90分のプレイ代で、あわせて大6枚ほどかかり、決して安いものではなかった。ただ、宴会からのプレイという流れで得られた充実感を考えると、高級デリヘルのデートコースを楽しんだと思えば高くはない。それほど、行き届いたサービスだった。
ちなみに、知人のお相手は「宴会がお開きになったから、今度は私のお股がお開きになっちゃう」とか、「お酌も上手だったけど、下半身への尺も上手でしょ?」といった冗談を交えて接客するタイプだったという。「昭和の芸者さんか!」というノリだったようだが、それはそれで面白そうだ。
(文=子門仁)