かつて声優界で絶大な人気を誇った平野綾(29)。しかし11年前後に次々と男性スキャンダルが発覚すると、一部の熱烈なファンはクモの子を散らすようにいなくなってしまった。以降、落ち着いた芸能活動を送っているが、アンチも増加した彼女はネットで叩かれることも少なくない。
今年の春に平野はニューヨークへの短期留学を発表したが、このときにも「寂しくなるけど頑張ってほしい」「どうせ遊びでしょ」と応援メッセージと冷ややかなコメントが寄せられた。留学中にアップされたSNSの自撮り画像にも、相変わらずの可愛らしさを称賛する声があったものの、以前から指摘されている額の広さも揶揄されてしまった。
先日、平野は約4カ月の短期留学を終えて帰国。ファンからは温かく迎えられたが、その後SNSにアップした画像にアンチも反応。帰国早々、平野がそれまでの黒髪をかなり明るくした金髪スタイルを披露すると、「アメリカ留学はギャル化が目的だったのか!?」「似合ってないと思います」といった厳しいコメントが寄せられてしまったのだ。
平野が金髪スタイルになったのは、11月11日から東京・天王洲銀河劇場などで上演されるミュージカル『マーダー・バラッド』の役作りのため。この作品は全編90分のストーリーを歌のみで表現するライブミュージカルで、平野は元歌手志望の人妻役を演じる。舞台は彼女が留学先に選んだニューヨークでもあり、現地で歌と英語を学んだという彼女にとってはまさに最適な作品といえそうだ。
先日行われた会見では、共演者たちとミニライブを行い、伸びやかな歌声を披露。そして、ニューヨークに住むひとりの女性が、ふたりの男性の間で揺れ動く危険な三角関係を描くサスペンス仕立ての物語を、「いろいろな妄想を膨らませて観ていただけたら」とアピールした。