日々お客様と接して肌で感じる男性の実際のところは、「そりゃあ、若い子はイイけど若けりゃいいってもんじゃない」「年齢なんて好みの問題だし、肌にハリがあって抱き心地が良ければ年齢にはこだわらない」というご意見がおおよそを占めているのではないでしょうか。
「肌にハリがあって抱き心地が良い時点で、それはもう若い子じゃないか」という女のヤジが聞こえてきそうですが、むしろ男性側の年齢が上がるに従って、おっぱいよりもおしりフェチの割合は増えていき、感触も弾くようなピチピチ具合より指にしっとりなじむような柔らかさが支持を得るようになるため、成熟した肉感的なおしりを求めると、自然とお姉さんにシフトしていくことになります。
若い頃は私の脂肪もまだ硬かったと思いますよ。ぴっちり張り詰めた皮膚の下に脂肪が詰まってる感じがして、当時はトップの高いGカップをユサユサしながら歩いていたものです。今では多少サイズダウンしたものの、昔やっていたスポーツのおかげでおっぱいもおしりも然程垂れることなく、それでも年齢相応のゆるみはあって、ハリはあるのに適度に柔らかく育った脂身が触れる指を優しく受け止めるような弾力があるように思います。
この熟成具合は若い子には真似できない、お姉さんだけの特権と言っていいでしょう。
お客様の中で“断然30代派!”という方にお聞きしたところ、「もうおっぱいなんか垂れてるくらいがいい!」と仰っていました。かつてははち切れんばかりだった肉体美の、その栄華の跡を感じる風情がたまらなくイイのだとか。なんて具体的なんでしょうか、正直でよろしいですね!
加えて、男性でも女性でも歳が進むにつれ、若い子とはどんどん話が合わなくなってきます。今の20代はバブル後生まれ、物心ついたころにはもうポケモンがあった世代です。ちょっとした経験ひとつ取っても、お互いに共感できる部分が減っていくのは会社の新人さんと喋っていても同じでしょう。社会経験がなく政治経済の話が分からない女の子には、仕事の愚痴ですら長い説明が必要かもしれません。おしゃべりタイムにトークの背後にある社会的な背景を齟齬なくわかってくれるのも、お姉さんだからこそというものです。
感触や会話といったフィーリング以外の部分で、“あえて”お姉さんを選んでお入りいただくお客様のお話をうかがうと、好みの問題とは別に「しっかり仕事をしてほしい」「失敗したくない」「テクニックを楽しみたい」という方も多くいらっしゃいます。
せっかく遊びに来たのなら、新人さんの初々しさも捨てがたいけど、風俗店ならではの妙技も拝みたいですよね! また、初めての風俗で失敗したくないという方もよくみえます。回数をこなすより満足のいく一発を放ちたいという方は、比較的テクニックのある女の子を選びます。テクニックがあるということは、大体業界歴がほどほど以上にはあるということで、業界歴を重ねているということは、それだけ年齢も重ねているということですよね。若いのにトークが上手くて博識でテクニックもスゴくてエロい身体、なんて都合のいいことはないのですよ、残念!