日本唯一のキャットファイト団体CPE(キャット・パニック・エンターテイメント)主催の、業界の夏フェス的なイベント『CPEキャットファイト夏祭り どきッ!女だらけのキャットファイト祭2016 ~はちゃめちゃお下品熱帯夜~』が、9月30日に『新木場1stリング』で開催された。
全6試合が行なわれた同大会。トップバッターとなる試合は、佐野直VS紫龍みお。両者の体には、いくつもの文字が呪文のように書かれていたが、なぜか背中だけスペースが空いている。ここに書家パフォーマーのMiyukiが現れ、まず紫龍の背中に男性器、そして佐野の背中に乳房と書き込む。今回のルールは、自身の背中に書かれた部位に攻撃を加えたら反則負けになるというもの。つまり、自分の背中に書かれた文字は見えないので、探り探りで攻撃をしかけるしかないのだ。
横浜の風俗店に在籍し、爆乳娘として人気の紫龍は、バストを突き出して挑発を繰り返す。佐野も「もしや」と思い、なかなか攻撃を仕掛けられずに膠着状態になる。それでも、佐野がチョップを放った際に、紫龍が真剣白羽取りの要領で両乳房でキャッチ。これが、乳房への攻撃と見なされて佐野は反則負けとなった。
爆乳全開なオープニングから一転、第二試合は『敗者罰ゲーム!水着キャットファイト!』として、鳳華&川畑千秋VS羽柴まゆみ&みぃ戦。注目は、かつて女子総合格闘技で凌ぎを削り、ここ最近はキャットファイトのリングで熱戦を繰り広げている川畑と羽柴の絡みだ。
慎重な探りあいからの接近戦に緊張感が漂う。そこに、ベテランキャットファイターの鳳華もパートナーの川畑に続き、スリーパーホールドをはじめとするテクニックで相手に迫る。最後も鳳華が新人みぃを腕固めを極めて貫禄を見せた。