11月2日に最新シングル『good bye my love』の発売を控えるシンガーソングライターの鬼束ちひろ(35)。それに先駆けてYouTubeでMVが解禁となり、ファンから「完全復活の予感!」と歓喜の声が上がっている。
メジャーリリースとして約5年ぶりとなるこの楽曲は、愛の終わりをテーマにしたミディアムバラード。酸いも甘いも経験した大人の女性の柔らかさや温かみを感じさせる作品だ。シンプルなサウンドの中に響き渡る鬼束の力強い歌声も印象的で、ファンの中には初期の『月光』や『眩暈』といった名曲を思い出す人も多い。
また、MVの中で見せている飾りけのない美貌も好評で、ネットには「普通にキレイなお姉さん」「やっぱり美形なんだよな~」といった絶賛コメントが上がっている。MV解禁の前にイメージカットが公開された際にも同様の反応があったが、多くのファンが動く鬼束を見て美女ぶりを再確認したようだ。今年の鬼束は2年半ぶりとなる単独ライブを開催し、このときも清楚なルックスでファンを魅了したが、何度となくビジュアルに対する声が上がるのも、それだけ過去のド派手でぶっ飛んだイメージが強いからだろう。
デビュー当時はナチュラル系美女と言われたが、13年ごろに大幅なビジュアルチェンジをして世間を驚かせた鬼束。それ以前には、元カレからのDV事件や事務所移籍などが報じられ、活動休止や再開を繰り返していたために精神状態が不安定なのではといった指摘もあった。
13年放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)には、真っ赤な口紅に奇抜な柄のワンピースとゴールドのタイツを合わせて登場。トーク中に、「セクシャルヴァイオレンス」「リフレッシュ!」などと叫んで視聴者の度肝を抜いた。翌年の同番組では薄化粧で落ち着いた印象だったが、このとき着用していたセーターの絵柄は過激な芸風でお馴染みの江頭2:50(51)の顔面で、ファンの中には「また破天荒な鬼束さんが戻りそう」などと心配する人もいた。