(2)夜遊びスポットを簡単にみつけられる
夜遊びに関する情報が少ない国では、肝心の場所が分からず現地で困ってしまうことがよくある。キューバについても漏れなく情報は少ない。言葉がろくに通じない国で情報収集するのは、なかなか骨が折れる作業だ。
キューバの夜遊びはとてもシンプルだ。観光客が街を歩いていれば女の子や客引きの男から必ず声がかかる。
男友達とふたりで歩いてたら可愛い女の子が近付いて来て「私と3Pしない?」と誘ってきたり、いきなり「おれの妹とFUCKしないか?」と声をかけてきた青年もいた。
さらに驚かされたのが、旅行者の女の子と一緒に歩いているときにまで誘われたこと。
嬢「オラ! 隣にいるのは彼女?」
ぼく「いや、友達だけど」
嬢「それなら遊びにいきましょう! 私どう?」
こんな具合に、キューバの夜遊びの敷居はとても低い。以下のいずれかの場所にび足を運べば必ず遊び相手を見つけることができる。
・ディスコ
・Casa de la Musica(スペイン語で「音楽の家」の意。クラブのような場所)
・マレコン(海沿いの大きな道。夜になると地元の人達が集まってだらだら会話している)
・街の中心地にあるPlaza(Plaza=広場。特に地方都市のPlazaには売春婦がいることが多い)
女の子が見つかったら、あとは値段交渉してラブホテルのような部屋に行くだけ。Casa(スペイン語で「家」の意)と呼ばれるシンプルな部屋が、街中の至るところに点在している。
ラブホテルといってもCasaは一般人が部屋の一部を間貸ししているだけだったりするため、清潔感などはあまり期待できない。それでもキューバの一般家庭の内部を見ることができたりするので、それはそれで面白い経験だ。Casaの場所は女の子が把握しているので任せて問題ない。
(3)物価が安い
夜遊びには絶対欠かせない要素が物価だ。
キューバ人の1カ月の平均収入は、15~20ドル程度。数年前から個人事業が認められバリバリ働いているキューバ人もいるため、現在はもう少し上がっているのかもしれない。それでも庶民はその程度のお金で生活している。
食事は地元民向けの食堂だと0.5~1ドルくらい、レストランでも3ドルくらいで食べることができる。(注:旅行者向けの物は全て高い値段設定になっている)
さて、肝心の夜遊びの費用だが、平均すると20~40ドルくらいで遊ぶことができた。場所や交渉次第で、もっと安く遊ぶことも難しくないように思う。裏は取れていないが、「3ドルで遊んだ」とか「7ドルの置屋がある」とかそんな情報もいくつかあった。
同じような値段で遊べる国は他にもたくさんあるが、女の子の質を考えると、キューバの夜遊びのコストパフォーマンスは格段にいいように感じる。