最近激増中の、日本人の、日本人による、日本人のためのメンズエステとは、どんな女のコがいてどんなことをしてくれる店なのか? 非風俗店ではあるが、最も気になる“アレ”はアリなのかどうなのかを解き明かす潜入ルポ。さて、今回はいずこへセンニュ~?
中央線で新宿から3つ目。中野駅前というと、『中野ブロードウェイ』や下町っぽい安キャバクラが寄せ集まった飲み屋街が有名だが、風俗やエステが多い街でもある。今回向ったのはそんな街にある、ちょっと変わった部分を揉んでくれる日本人エステだ。
まずはHPを見ながら店に電話して予約をするのだが、HPにはまったく風俗的な匂いはなく、女性はプロフィールのみで顔もスタイルも分からない。
「ええっと、じゃあ、Sさんでお願いします」
指名の決め手は、筆者好みの20代後半という若妻系の年齢のみ。約束の時間に駅前から電話すると道案内をしてくれるのだが、それがまた…、
「○○薬局まで来たらまた電話ください」
みたいな“身代金受け渡し方式”なのがちょっとめんどくさい。結局、案内されたのは、駅から徒歩3分ほどのところにあるファミリー向けのマンションで、もちろん看板はなかった。
チャイムを押すと、出迎えてくれたのはショートヘアーで太からず細からずの若妻系。受付かエスコート係にしてはミニスカナース服なんか着てるしと思ったら、
「松本様ですね。ご来店ありがとうございます。Sです」
なんと、予約したSさんだった。どうやらこの手のマンションエステは、入店から見送りまで担当の女性としか顔を合わせないよう配慮されているのが常識のようだ。
少し不安なのは、ファミリータイプのマンションなので、パコパコ音やアエギ声なんか出したら、ほかの部屋にいる女のコや客に聞こえちゃいそうなことだ。もちろん、筆者のアエギ声ではあるが…。
ダークブラウンのシーツにタオルと、落ち着いた雰囲気の部屋に案内される。確認のためメニュー表を見せるSさんに、
「90分1万2000円の回春コースでお願いね」
それだけ言うと、何もかも分かったと言わんばかりに笑顔でうなずかれた。
ひとりでシャワーを浴びたあと、トランクス型の紙パンツを履いて部屋のマットレスにうつぶせになると、背中のマッサージから始まった。
肩と腰、ふとももなどを小一時間揉んでもらったところで、いよいよソレが始まった。