「元モーニング娘。の加護亜依(28)のように、本名であっても前事務所が名前を商標登録していたためにトラブルとなったケースがあります。しかし、現在のところ特許庁のデータベースに能年の名前はない。改名の理由は不明としかいいようがありませんが、いずれにせよ余程の事情があるように感じられます」(週刊誌記者)
このトラブルの兆候が現実となった。レプロが14日、能年の契約問題について「現在までその解決に至っておりません」と文書で反論したのだ。
関係者によると、能年が一切の話し合いに応じずに一方的に仕事を拒否していたため、今年6月までの約1年半を「契約不履行」とみなし、その期間分の契約延長を申し入れているという。実際、レプロのホームページには能年のプロフィールが掲載されたまま。いまだ「所属タレント」として扱っていることが分かる。
だが、能年サイドは今年6月で契約終了という認識。レプロからの申し入れを無視して、改名再スタートという“強行突破”をしたことになる。これに対してレプロは「法的措置も含めて検討中」としており、事態のさらなる泥沼化をうかがわせている。
「レプロにしても能年のバックにいる人物にしても、結局は大人たちが自己の利益を主張し合って能年の旬の時期をムダに消費させてしまっている。彼女を応援しているファンの声も完全に無視された状態。本来ならばしっかり話し合いをして一刻も早く完全復帰させてあげるべきなのですが、双方とも相手の主張に聞く耳を持たず、こじれにこじれてしまっている」(前同)
長かった休業状態がやっと終わったとファンは歓喜していたが、またも泥沼状態に陥ってしまうのだろうか。能年ほどの輝きを持った女優はそういないだけに、早くドラマや映画で彼女の演技を見たいものだが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)